九州八十八ヶ所百八霊場会
九州八十八ヶ所百八霊場の僧侶が地元の札所を巡拝する
九八巡拝記 大分編(2)


『第23番札所 光明院』の南と申します。

今回は、大分県杵築市の自坊の光明院から出発し、
大分県日出町(ひじまち)、別府市、大分市までのルートで、
23、24、25、26番札所を巡拝しました。

『第23番札所 光明院』※下図の大きな赤のスポットです。
大分県杵築市は、大分の空の玄関口である
国東市(くにさきし)の大分空港から車で20分程、
また海の玄関口である別府市の別府観光港から車で30分程の為、
本州、四国方面からの巡拝のスタートとしても
アクセスしやすいかもしれません。

 光明院は真言宗醍醐派の寺院で、
江戸時代に杵築藩の裏鬼門避けとして建立されました。
 明治の廃仏毀釈で廃寺の様な状態になりましたが、
先代の住職、地域の方々、様々な方のお力添えにより復興し、現在に至ります。
本尊の不動明王は本堂に、
境内の大師堂には弘法大師、境内奥の護摩堂には五大明王、
また境内奥の山の中頃のほこらには
『穴不動』と呼ばれる不動明王が見えます。
『穴不動』へは登っての参拝が出来ませんので、
護摩堂前よりお参り下さい。
御朱印と御影は本堂にあります。
本堂横の玄関の呼鈴を鳴らして頂くと
寺族が居りますので、お声掛け下さい。
不在時は案内を置いておりますので、ご確認下さい。
お車でお越しの際は、
山門の前に車2台程の駐車スペースがありますので、ご利用下さい。
駐車スペースは急な傾斜がありますので、
車体の底が摩れないよう、ゆっくりと停車下さい。


『第24番札所 蓮華寺』※下図の大きな赤のスポットです。
光明院から日出町(ひじまち)の『第24番札所 蓮華寺』までは、
国道213号線を別府方面へ向かい車で約15分程です。
右手側に『東京靴流通センター』がある大きな十字路を左折し、
高架下を抜けると、右側に保育園が見えます。
この保育園の隣上に、蓮華寺があります。
この保育園の道路を挟んだ向かいに、
参拝の際の駐車スペースがあります。
複数台停めれるスペースがあり、車でのアクセスもしやすそうです。
最寄り駅は2ヶ所で『JR日出駅』もしくは『JR暘谷駅』、
どちらからも遠くなく参拝いただけます。
境内では『宝珠』、『六地蔵』などが見られます。

また、高野山が描かれた、大変綺麗な襖絵(ふすまえ)があります。
こちらも、巡拝の際には是非ご覧いただきたい、立派な襖絵(ふすまえ)です。

本堂にある本尊は『千手菩薩』です。
護摩札もあるので、お願い事があれば、祈願下さい。
また山門の改装がなされています。
取材時の2017年10月は改装中でしたが、
現在は改装も終わっています。
ご住職などが不在の場合も、
分かりやすい場所に御朱印が設置されておりますので、ご安心下さい。


『第25番札所 金剛頂寺』※下図の大きな赤のスポットです。

日出町(ひじまち)の蓮華寺から別府市の『第25番札所 金剛頂寺』までは、
車で20分程です。

国道10号線(前途の十字路を別府方面に直進すると、
国道213号線が国道10号線に合流)を別府方面に直進していきます。

金剛頂寺へお車で参拝の際は、駐車場案内の為、
事前に金剛頂寺まで電話でお問い合わせ下さい。

私は別府の駅前の路地裏散策も兼ねて、
別府タワー向かいのトキハ別府店(大分の百貨店)の平面駐車場(有料)に停め、
金剛頂寺に向かいました。
徒歩10分程で到着します。
山門を抜けるとすぐに大きな水子地蔵があります。
寺院内に入る前に上を見上げてみると…
寺院内には弘法大師の生誕からの歩みが物語風に描かれた絵や、
大きな曼陀羅がありました。
やはり、本堂は荘厳な雰囲気があります。
『お食事など』
金剛頂寺は観光地でもある別府駅のすぐ近くにあるので、
近辺には多くの飲食店があります。

大分で人気の焼き肉店『韓国苑』もその一つです。
お昼にはランチもあり、夜も遅くまで営業しているので、
元気を付けるのもオススメです。

また、別府駅前には『特上天丼』が有名な『とよ常 別府駅前店』もあります。
 九州八十八ヶ所百八大分支局でも、同系列店で食事をする事も多々あり、
料理のおいしさはお墨付きです。

別府近辺でお食事に迷われましたら、
こちらで『特上天丼』を召し上がってみてはいかがでしょうか。


『第26番札所 福寿院』※下図の大きな赤のスポットです。

別府市の金剛頂寺から大分市の『第26番札所 福寿院』までは、
車で25分程です。

 別府市から国道10号線を真っ直ぐ大分市方面に向かいます。

 途中、大分県の有名な観光地の一つである
水族館の『うみたまご』、お猿の山の『高崎山』を通り過ぎます。

時間があれば、こちらでお土産を買ったり、
お猿さんや海辺の生き物と触れ合うのも良いでしょう。

福寿院は大分市内の繁華街、大分県庁の近くにあります。
福寿院が角にある道路を挟んだ向かいには
コンビニエンスストアの『セブンイレブン』があります。

福寿院も山門の前に駐車スペースがあります。
手を清め、参拝します。
寺院の前では、『こうやくん』がお出迎え。
寺院の中は暗く、荘厳な雰囲気に包まれています。
住職もいらっしゃり、貴重なお話もいただきました。
次の札所への地図も展示されています。
今回は時間の都合で『第27番札所 蓮城寺』はまた後日向かう事にしました。
今回は主に大分県中部を巡拝しました。
『第23〜26番札所』の計4ヶ寺、昼食の時間なども含め
車で約4時間程の道のりです。

出発の杵築市からであれば、『県北(けんぼく)』と呼ばれる
大分県北部の中津市(なかつし)、宇佐市(うさし)にある、『第19〜22番札所』へも
アクセスしやすいと思います。

大分県には全部で14の札所があります。
また次回以降の巡拝記で紹介出来ればと思います。



合掌