(らいざん・せんにょじだいひおういん)
福岡、佐賀両県にまたがる背振山系の雷山(標高955m)の中腹に位置する千如寺は、寺伝によれば仏教公伝前の成務天皇48年(148)にインドの僧清賀上人によって開創されました。鎌倉時代には、北に玄海灘を臨む位置にあるため、元寇に対する最前線の祈祷寺院として栄へ、最盛期には三百の僧坊があったと伝えられています。
その後、室町から戦国の長い戦乱の中で、僧坊は荒廃し、千如寺のみを残すのみとなりましたが、宝暦3年(1753)福岡藩主の黒田継高公によって大悲王院が建立されました。明治維新の神仏分離令により、雷神社の神宮寺であった千如寺は廃寺となり、本尊を始め全ての仏像、古文書等は大悲王院に移され、現在千如寺の法灯は大悲王院によって守り伝えられています。
1月17日 | 初観音 |
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2月 3日 | 節分会 |
5月10日 | 御経会 |
8月 9日 | 千日観音 |
※毎月17日午前9時、11時、月例祭護摩供
宗派 | 真言宗大覚寺派 |
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本尊 | 十一面千手観音立像 |
TEL | 092-323-3547 |
FAX | 092-324-3176 |
住所 | 〒819-1145 福岡県糸島市雷山626 |
アクセス |
・JR筑肥線筑前前原駅より糸島市コミュニティバス雷山観音前行、終点下車、徒歩5分 ・国道202号線からは二丈町役場前、二丈浜玉道路からは上深江交差点を右折、三坂交差点に寺標あり、右折する。 ・西九州自動車道 前原ICより車で15分 ・門前に駐車場あり |