福岡市の中心街より南西に数キロ、小高い丘の中腹にひっそりと佇むお寺があります。 昭和39年博多住吉より移転の頃はただの草丘であった地も、時代と共に住宅地へと変貌を余儀なくされ、入り組んだ地形に、なかなか辿り着けないとの声も聞かれます。 300年前、立花実山が出家して宗有と名を改め、松月庵を建立。没後も茶人の手によって守られ、後に大師堂を建立。代々の住職によって本堂・庫裡を建立するも、山陽新幹線開通に伴い、今の地へ移転となりました。参拝の折には、本堂にお上がり頂きまして、沢山のご利益・ご縁を持ち帰りいただければと思っております。正月・五月・九月の護摩祈祷法要には、どなたでも気軽にお参り下さい。